宿マップ世界遺産古都奈良の文化財

古都奈良の文化財

710年から平安京に遷都するまでの74年間、平城京として栄えた古都奈良は、唐の都長安に倣った都市計画に基づき道路や宮殿、寺院などが整備されました。
平城京の跡地と、奈良の大仏として親しまれる東大寺、日本で2番目の高さを誇る五重塔のある興福寺、春日大社や薬師寺など古都奈良ゆかりの寺院が、1998年に古都奈良の文化財として世界遺産に登録されました。

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東大寺©

東大寺

728年に建立された金鐘寺は、741年の国分寺建立の詔により総国分寺となり、743年の大仏(盧舎那仏像)造立の詔によって東大寺(平城京の東端に位置する大寺)と呼ばれるようになりました。
現存する大仏殿は、2度の焼失の後に江戸時代になって再建されたもので、規模が縮小されたものの、現存する歴史的木造建造物では世界最大規模と言われています。

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興福寺©

興福寺

藤原鎌足の夫人 鏡大王が669年に造営した山階寺が起源で、飛鳥の厩坂に移築後、710年の平城遷都の際に鎌足の子 藤原不比等によって現在の場所に移築されました。
その後、火災による焼失と再建が繰り返されました。東寺(京都)に次ぐ日本で2番目の高さを誇る五重塔は室町時代に再建されたものです。

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春日大社©

春日大社

藤原不比等が武甕槌命(たけみかづちのみこと)を祀ったのが始まりとされ、4棟並ぶ本殿はこの他、第二殿に香取神宮の経津主命(ふつぬしのみこと)、第三殿に枚岡神社の天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第四殿に同じく枚岡神社の比売神(ひめかみ)を奈良時代後期に加えて祀ったと伝えられています。
背後には聖域として保護されてきた春日山原始林(同じく世界遺産の1つ)が広がり、朱塗りの社殿がいっそう鮮やかに見えます。

http://kasugataisha.or.jp/
元興寺©

元興寺

蘇我馬子が飛鳥の地に建立した日本最古の寺院である飛鳥寺(法興寺)を平城遷都の際に移築し元興寺となりました。
本堂は本瓦葺きの寄棟造りで、鎌倉時代に再建されたものです。

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薬師寺©

薬師寺

天武天皇が鵜野讃良(うののさらら)皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を願って藤原京に建立し、平城遷都後に現在の西ノ京町に移築されました。
薬師寺式と呼ばれる建物の配置が特徴です。

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唐招提寺©

唐招提寺

759年に唐の高僧鑑真和上によって建てられた平安時代の面影を残す寺で、奈良時代に建てられ現存する唯一の金堂、日本最古の肖像彫刻である鑑真和上坐像、平城宮の東朝集殿を移築し現存する唯一の平城宮宮殿建築である講堂など、貴重な遺産が残されています。

http://www.toshodaiji.jp/
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