宿マップ世界遺産琉球王国のグスク及び関連遺産群

琉球王国のグスク及び関連遺産群

11~12世紀から15世紀にかけて、沖縄各地ではグスクと呼ばれる城砦を築き覇権が争われました。
1429年に琉球王国を樹立した尚巴志は、首里城を統一王国の居城に相応しく拡張整備しました。
首里城跡や今帰仁城跡などの城砦に加え、琉球王家の別邸の庭園である識名園、宗教儀式が執り行われた斎場御嶽などが2000年に世界遺産として登録されました。

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首里城跡©

首里城跡

那覇市の東部の丘陵地帯に広がる47,000m2の最大規模のグスクです。
堅牢な石垣で囲まれ、琉球国王の居城であり政治の中心でした。
第2次世界大戦でアメリカ軍の砲撃により全壊し、戦後跡地には琉球大学が建てられましたが、大学移転に伴い1992年に復元されました。
焼失を免れた城壁などが世界遺産に登録されています。

http://oki-park.jp/shurijo-park/
今帰仁城跡

今帰仁城跡

三山時代の北山王の大規模なグスクで、古生代石灰岩だけを使用して築かれているのが特徴です。
城壁は山容に合わせ曲線を描いて積み上げられています。
寒緋桜が1月末頃から花開く桜の名所としても有名です。

http://nakijinjo.jp/
座喜味城跡©

座喜味城跡

琉球統一で活躍した按司護佐丸(ごさまる)が1420年代に築城したとされ、周囲が眺望できる丘の上に立地し、軍事的な要衝を占めました。
護佐丸が20年ほど利用した後は廃城となりましたが、小規模ながらきれいに積み上げられた城壁が残されています。

http://www.vill.yomitan.okinawa.jp/facilities/post-14.html
勝連城跡

勝連城跡

沖縄のグスクでは最も古い13世紀ごろに茂知附按司が築城し、その後は阿麻和利(あまわり)が茂知附を破って城主となりました。
標高100mの高台に建ち、石灰岩の切り石で作られた4つの城郭が階段状につながっています。

http://www.katsuren-jo.jp/
中城城跡©

中城城跡

勝連半島を拠点とした按司 阿麻和利(あまわり)をけん制すべく、国王の名により護佐丸盛春(ごさまる せいしゅん)が拠点の座喜味城から移り住んだ城。1440年頃に造営され現在の規模となりました。

http://www.nakagusuku-jo.jp/
園比屋武御嶽石門©

園比屋武御嶽石門

1519年に尚真王が建造した首里城正門のすぐ外に位置する石造りの門で、国王が外出する際に旅の安全を祈念した聖域とされています。

http://oki-park.jp/shurijo-park/guide/road_s.html
玉陵©

玉陵

首里城の西に位置する2,400m2超の最大規模の破風墓(はふばか)で、第二尚氏王家の歴代国王が葬られています。
王族の遺体を数年間安置する中室、国王・王妃を葬った東室、それ以外の王族を葬った西室、と3つの建造物に分かれています。

http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kyouikubunkazai/bunkazai/
識名園©

識名園

首里城の南に位置する王家の別邸の琉球庭園。
中国と琉球の折衷様式で建てられた建物は、中国皇帝の使者である冊封使をもてなす迎賓館として、外交上重要な役割を担いました。

http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kyouikubunkazai/bunkazai/shikinaen.html
斎場御嶽©

斎場御嶽

沖縄本島南部の海岸線に面した丘陵に位置する琉球王国で最高位の聖地。
琉球神道における最高神女の聞得大君(きこえおおぎみ)の就任儀式である「お新下り(おあらおり)」や、
国王自らが参拝し平和と豊穣を祈る「東御廻り(あがりうまーい」)」など国家的な宗教儀式が執り行われました。

http://www.city.nanjo.okinawa.jp/tourism/2011/11/sefa.html
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